リベンジ

 再び富士ハムのキングソーセージと対峙しているぼくがいる。2006年8月24日午前12時12分。今度はちゃんとスライスしてみた。前回と同じ失敗はしないぜ。
 食べてみたのだが、やっぱり油っこいな。相変わらず肉の臭いもすごい。しかし前回よりも楽に食べられる。慣れたからだろうか。量が多いね、これ。もう少し小さいサイズで売ってくれればいいのに。100グラムは多すぎる。

ポストロック

 たまには音楽のことでも書こうかと思う。リーマン的ポストロック名曲三選。

 本来は4曲入りのEPに収録されている曲だけれど、他のシングル曲も収録したシングルコンピ盤が手に入りやすい。日本盤も「EP+6」という題名だったはず。
 アルバム「come on die young」以降、直情的なノイズではなく、音の広がりを意識した、どことなく空間的な曲を創り始めていたちょっと前のMOGWAIを代表する曲だと思う。ちなみに同じEPに収録されている「Burn Girl Prom Queen」などはじつにミニマルで壮大さすら感じてしまうくらいの曲になっていてこっちも気に入っている、
 何より題名がいいよね。「Stanley Kubrick」。聴きたくなるじゃないか。

 ちょっとマイナーになるかもしれないが、カナダのインストバンドMOGWAIのような黒さはなくて、ツインドラムの軽やかなテンポがいい感じだ。後半のギター中心の音はノイジーでありながら幻想的でぼくのツボを的確についてくる。
 昔新宿にあったラフトレードというレコード屋で買ったんだよ、たしか。この曲は「goodbye enemy airship the landlord is dead」というアルバムの二曲目です。これ買ってからしばらくは、聴きまくっていた。
 3曲目の「the landlord is dead」も「minmin」と同じくらいいい曲。こっちはギターの演奏が素敵すぎる。演奏は即興っぽいんだけど、音自体は細かく作りこんでいるような音を鳴らしている。変な感じ。でも好き。アマゾンだと1800円くらいで買えるのか。昔、確か2500円は出したぞ。まあ、それだけの価値は少なくともあるアルバムだから、よかったけれど。

 最後に紹介するのはポストロックどころか、ぼくの今までの人生において最重要と言ってもおかしくないくらいの曲だ。三拍子最強。
 「slow riot for new zero kanada ep.」(全2曲、30分)に収録されている曲で、だいたい10分くらい。緊迫感あふれる演奏はなんか異常。魂削って演奏している気がするし、聴き手も半分くらい持っていかれるような、そんなテンション。もうなんかうまく説明できない。興味を持った方はとりあえず聴いてくれ。20世紀最後のレクイエム。


 他にもlaetoとかsan lorenzoとかimmenseとかsangatsuとかmonoとか、いいバンドはいっぱいあるけれど、それらについてはまたそのうち。