2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしの小説

方法論、というほどのものではないのだけれど、ぼくの中では小説を書くにあたっての三つの発端がある。実際の事件を元に再構築するもの、現代を強く意識した構造的なもの、そして古典の再解釈だ。どれもやはり「現代」であることが大事なのだが、そもそも「…

負傷

膝をぶつけたのだった。ドアに。マジで痛い。膝のてっぺんがぷっくり腫れている。何もしなくても打撲っぽい痛みがあるのだが、曲げたり踏ん張ったりすると、これがじつに痛い。 勘弁してくれよ。最近、腰とか肩とかも痛むのに。まだ24だぜ。何でこんな痛んで…

アルゼンチン、アグエロ

昨日の話しなのだが、アルゼンチンリーグが放送されていたので見ていたのだった。インデペンディエンテvsボカ・ジュニオールスというカード。 帰宅した頃には前半が終わってしまっていたので、後半しか見ていない。学生の頃はアルゼンチンリーグやブラジル選…

おりじなるこんてすと3

もう終わったわけで、これからは作者掲示板でのコミュニケーションとなるわけですが、終わったからこそ誰にも注目されずに色々と書けるのではないのかと思っちゃ。いや、思っちゃってなんだ。思った。 昨日は「総武線」について考えていたことを書いてみたが…

「僕らは分かたれたアンドロギュヌス。」における、総武線。

昨日ちょこっと触れたとおり、「僕らは分かたれたアンドロギュヌス。」について、今更ながら考えてみる。 一読して、ぼくにとって最も重要な文章は「兎角逝き場所を探そうと総武線に乗り込んだ。」だった。 兎角逝き場所を探そうと総武線に乗り込んだ。 「総…

涼宮ハルヒの憂鬱

相変わらず意味わかんない完成度のアニメです。 とりあえず阿部和重の「グランド・フィナーレ」が何度も映ったのは宣伝なのか嫌味なのか、どっちなんだ。 そして「蹴りたい背中」だった。

帰り道

横浜に行ったのは、本当に久々だった。大学が横浜にあったから、数年前まではほとんど毎日横浜にいたのだけれど。 帰りの電車は横須賀線だったのだけれど、この車両は前と後ろの三両くらいがボックス席になっているので、一人そこに座って、窓の外をぼおっと…

日本の演劇

桜木町の赤レンガ倉庫まで行ってきたのだった。遊園地再生事業団の「モーターサイクル・ドン・キホーテ」を観てきた。 詳しいプロットは遊園地再生事業団のホームページに書いてあるから省略するとして、これが本当におもしろい芝居で、鳥肌ものなのだった。…

おりじなるこんてすと

おりじなるこんてすと雑感ということで。 自作については向こうの作者掲示板でああだこうだ言ったので、その他の投稿作について。 今回一番高評価だったのが最中さんの「メルヘン非常口は暖色のライティング」だ。何だかうまく表現できないのであれですが、…

ENVY

やはりENVYはかっこいいと思うのだった。 今日「君の靴と未来」*1を聴いていたのだが、かっこいいとしか言いようがない。 ボーカルはメロディなんてないような絶叫かポエトリーリーディングで、実際どの曲も似た感じではあるのだけれど、やはり演奏だ。とに…

おりじなるこんてすと

全部、読むだけ読んだ。感想を書いていないのがまだあるのが悩みだ。感想を書くとき、結局もう一度読むことになるわけだから。 読んでいると、「あーおれならこうは書かないな」と思うことがしばしばある。たぶんぼくは書き手として小説に触れている。基本的…

三島由紀夫賞

三島由紀夫賞の、過去の落選作から二つピックアップしてみる。 宮沢章夫 「サーチエンジン・システムクラッシュ」*1 劇作家・宮沢章夫の中篇小説。芥川賞候補にもなったんじゃなかったかな。このリアリティは何だ! と最初に読んだとき感じた。手つきという…

歌舞伎

昨日と一昨日、歌舞伎座と新橋演舞場で歌舞伎を観た。これで歌舞伎座の昼の部・夜の部、新橋演舞場の昼の部・夜の部を全部観たことになる。大変だよ、観る方は。体力的に昼夜通しで観るのは無理だからな。腰痛くなるし。 吃又 保名 藤娘 黒手組曲輪達引 上が…

オリジナルコンテスト

50くらいまで読んだ。気に入ったのはNo.41。落ち着いていいな。しっとりしてて。 色々と考えているわけです。詳しくはまた今度。って、もうすぐ投票期間終わりか。 追記。 区分 票数 割合 1点 7/54 7 (12.96%) 2点 5/54 5 (9.26%) 3点 13/54 13 (24.07%) 4点…

日本の現代文学

気軽に読める日本の現代文学。なんつて。 たまには文庫で読める、おもしろい日本の現代小説の世界を紹介してみようかな、なんて。いや、特に意味はないのだけれど。最近けっこうたてつづけに文庫落ちしたものだから。 阿部和重「アメリカの夜」*1 「グランド…

ザ・グリード

日テレで放送していたので見ていた。ちょっと見て、「あ、これ前も見たな」と気づいた。 この「ザ・グリード」というのはじつにおもしろい映画だ。どこまでもB級映画で、B級であることを誇りに思っているんだろう。完全なエンタメである。本当におもしろい。…

オリジナルコンテスト

もう完全に焦る時間帯です。 明日明後日と連休なので、どれくらい読み込めるか。 今日もこれから読みます。 №.25まで読んで、採点と感想もつけた。

三島由紀夫賞

第19回三島由紀夫賞(新潮文芸振興会主催)は18日、古川日出男さんの「LOVE」(祥伝社)に、第19回山本周五郎賞(同会主催)は宇月原晴明さんの「安徳天皇漂海記」(中央公論新社)にそれぞれ決まった。 (日本経済新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/…

UK

ポーティスヘッドの「dummy」*1を聴いていた。ストレス溜まってるときに聴くものじゃないのはわかってるんだけど。もう何か、落ちるところまで落ちたいよね、テンション的に。 結果、ずぶずぶ沈んでいった。ブラボー、アブストラクト。 *1:ダミーアーティス…

天気悪いですね。や、ほんと、嫌なの、雨。嫌い嫌い。明日も東京は一日雨らしいしなあ。やだなあ。 雨も含めて、最近ストレスがたまっているのだった。何でだろう。買い物をしてストレスを発散したいところだ。エロDVDとか鬼のように買いたいぜ。映画のDVDと…

キューバの作家

ギジェルモ・カブレラ=インファンテのエッセイ「煙に巻かれて」の翻訳が出版されますよ、と。「亡き王子のためのハバーナ」、「平和のときも戦いのときも」という二冊の翻訳しかなかったカブレラ=インファンテの煙草に関するエッセイらしい。 3990円という…

オリジナルコンテスト

5つくらい読んで、採点と感想をつけました。ちなみ今は上から順に読んでいる。ていうか、選んで読んでられないよ。選ぶ時間すらもどかしいので、ただ上から読んでいる。今9番目まで読んだ。ここら辺は、ぼくにとっては不作のようだった。最高点は5点。最低点…