2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ひぐらしのなく頃に

「ひぐらしのなく頃に解」をプレイしている。 「目明かし編」と「罪滅し編」を終えた。 今まで散々書き散らしてきたので、今回も感想を書こうと思っているのだけれど、何だか微妙。なんだかもう、ぼくには作者である竜騎士07さんによるセルフパロディーにし…

涼宮ハルヒの憂鬱

この「涼宮ハルヒの憂鬱」には笑いにこだわりのあるスタッフが関わっているに違いないと思えてしまうのだった。 今回の設定の説明のやっつけ仕事は笑い以外の何物でもない。先週のタッチのパロディーもそうだしな。 記号的なものではなくて、細かいところを…

小説

上の『ベケットと「いじめ」』と同じ白水社から、最近、フランツ・カフカの「失踪者」*1という新書が出版された。 これは白水社が刊行した「カフカ小説全集」の第2巻と同じもので、新書として、買いやすい価格でリリースされたというわけだ。 もともと「アメ…

評論

評論なのかな。 よくわからないけれど、別役実の『ベケットと「いじめ」』*1を読んでいる。まだ何ページかしか読んでいないけれど、なかなかおもしろそうなのである。 *1:ベケットと「いじめ」 (白水uブックス)作者: 別役実出版社/メーカー: 白水社発売日: 2…

七月大歌舞伎

さて、もっとカオスなのが歌舞伎座の演目だ。 五月、六月と書き物が多いのが気になっていたのだけれど、今日メールマガジンで七月の演目を知った。 七月大歌舞伎千穐楽> 昼の部 夜叉ヶ池 海神別荘 夜の部 山吹 天守物語 何、この真夏の泉鏡花祭り。ありえね…

アニソン

「涼宮ハルヒの憂鬱」のOP曲である平野綾の「冒険でしょでしょ?」*1が頭から離れません。 思わずアマゾンの『1-Clickで今すぐ買う』をポチっとやってしまいそうで怖い怖い。 まったく。なんて人騒がせな曲なんだ。 *1:TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」OP主題歌 …

古本街散歩

先日、神保町から御茶ノ水までをふらふらと歩いていたのだった。 あそこの古本屋ばかりが並んでいる道はもうだめですね。 ついつい店に入ってしまうし、買いそうになってしまう。 欲しい本っていうのは際限がないから困る しかし懐も決して暖かいとはいえな…

オリジナルコンペ

締め切りまであと一週間、いかがお過ごしでしょうか。 なんて、言っていられないほどに切羽詰ってまいりました。 ていうか、四月だからしょうがないのかもしれないが、所属部署が微妙に変わって、なんだかいっぱいいっぱいなのだった。 慣れないことばかりだ…

スペイン現代文学

三島由紀夫賞ついでに、文学について。スペイン編。 2005年は非常に意義深い年で、二作のスペイン文学の翻訳が出版されたのだった。その一つがアルベール・サンチェス・ピニョルの「冷たい肌」*1で、もう一つがフリオ・リャマサーレスの「黄色い雨」*2だ。 …

三島由紀夫賞

三島由紀夫賞候補作の発表があった。個人的には芥川賞よりもこちらの候補作のほうが好みの小説が多い。前回の候補作なんか全部読んでるくらい。 今年度の候補作は以下の五作。 いしいしんじ「ポーの話」 古川日出男「LOVE」 西村賢太「どうで死ぬ身の一…

オリジナルコンペpart2

読み手としてもやはり楽しみなのだった。 いろんなの読めるからな。こういう場は。 とりあえず、挑戦的なものを読みたいと強く望んでいる猿が一匹ここにいますよと宣言しておきたい。 攻撃的と書き換えてもいいか。そういうのを読みたい。 読み手は神様、だ…

オリジナルコンペ

書いていますよ、と。 今のところたったの3枚。しかしこれでいいのだ。 上限が8000字なのだから、これくらいの書き込み量でいいのだろうと自分を納得させている毎日なのである。 配分が難しいんだな、掌編は。 とりあえずぼくのなかでは以下のように分けて考…

コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」

観てきたのだった。千秋楽。この日のために有給申請。 山手線、湘南新宿ラインの事故の影響で、30分開演を遅らせての上演だった。 それは妥当な判断だと思う。お客さん、心なしか少なかったしな。 芝居の内容自体は以前行ったときと変わっていなかったように…

涼宮ハルヒの憂鬱

だめだ。やはりおもしろい。(笑) タッチのパロディーが始まった瞬間、沸騰した。(笑) ああいうの弱いんだ、ぼくは。唐突すぎるよ。 一番かけ離れているところを強引に結びつける技術だよな。 あーいや、技術でなくセンスか。凄いものを観た気がした。ちょい…

envy

新作が5月に出るという情報を聞いたので、アルバムを引っ張り出して聴いていたのだった。 「a dead sinking story」*1。 聴き直して、改めてかっこいいと思った。 ハードコアとかエモコアなどと呼ばれているが、ぼくはそこらへんのジャンルに詳しくないので…

オリジナルコンペ

結局、文章が批評めいてしまった時点で何だかだめだなあと思ってしまう。 今日書いた文は全部ぼつにした。だめだだめだ。 何となく最近恐れているのは、今書いているものがひぐらしへのぼくなりの批判、カウンターになっているのではないのかということだ。 …

歌舞伎

歌舞伎座に行ってきたのだった。昼の部。 狐と笛吹き 高尾 沓手鳥孤城落月 関八州繋馬 演目は上記の通りだが、どれもおもしろくなかったのだった。 井伊大老 口上 時雨西行 伊勢音頭恋寝刃 ちなみに夜の部↑。 何だか、書き物が多いなあ。夜の部の「井伊大老…

オリジナルコンペ

少しだけ書き進められた。 私小説の要素が入ってきてしまったり、文章があまり批評的にならないように矯正しています。 たった20枚なんだよね。どれだけできるんだろうかといつも不安になる。

ひぐらしのなく頃に/暇潰し編

前3作とは異なり、住民運動真っ只中に起こった誘拐事件をめぐる物語。 外伝的というか、エピソード0というか。

マンダレイ

映画「マンダレイ」について昨日書き忘れたことがあった。 エンディングテーマでデヴィッド・ボウイの「ヤングアメリカン」が流れた。 前作「ドッグヴィル」のエンディングもやはり「ヤングアメリカン」だったはずだ。 だからおそらく「WASINGTON」でもこの…

オリジナルコンペ

書き始めたのだった。 まだ何行かしか書いていないが、それでいいのだ。 前回は鬱な意味不明小説で非難轟々でしたが、今回はもうちょっとすっきりさせる予定。 やっぱり愛と希望ですよね。的な、広い心で書いています。 読み手としても楽しみだ。色々なジャ…

マンダレイ

どうして銀座にいたかというと、映画を観に行ったのだった。 シャンテ・シネでラース・フォン・トリアー監督の新作「マンダレイ」を観た。 前作「ドッグヴィル」の続編で、3部作の2番目。 「ドッグヴィル」では主役のグレースをニコール・キッドマンが演じて…