2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

映画

クローネンバーグの新作、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を観てきた。 映画館で映画を観るのは去年の「妖怪大戦争」以来だった。 傑作だった。じつにおもしろい映画だった。 インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトム・ストールは、弁護士…

ぼくの中身について

流行りに乗り遅れた感じもするけれど、一応調べてみた。 匿名希望(24、リーマン)の成分解析結果 : 匿名希望(24、リーマン)の34%は気の迷いで出来ています。 匿名希望(24、リーマン)の21%はビタミンで出来ています。 匿名希望(24、リーマン)の19%は不思議で出…

アニメ

先日キッズステーションで放送されていた「KAKURENBO」というアニメを見た。 アニメというか、フル3DCGアニメというふれこみだった。 そういうのに疎いぼくは何が何だかわからなかったのだけれど。 「CGか。そうかそうか。CGか」などとわかったふりをするほ…

イナバウアー

イナバウアーというあれがあるけれども、これは人の名前そのもので、イナ・バウアーという名前なのだけれど、こういう何となく技っぽい名前の人でよかったなと思った。 「荒川選手の美しいイナバウアー」 「なんて優雅なイナバウアーなんでしょう」 「いやあ…

小説について

だらだらと自分で書いたものを読み直していると、妙なことに気づいた。 登場人物の名前が一緒なのだ。びっくりした。 男女問わず、ほとんど一緒だった。 その名前に愛着があるのかと思ったが、いやいや別にたいした名前じゃなかった。 単純に考えるのが面倒…

ホームページ

今のところ、ぼくはホームページを持っていない。 ていうか、あったけど、消してしまった。もうほとんど廃墟だったし、更新の意思がほとんどないサイトだったから。 ただ何となく最近思うのは、ぼくが今までこんぺ等で発表したものをまとめてどこかに置いて…

四谷怪談

現在上演中のコクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」の南番と北番両方観て思った。 1月くらいに放送していたアニメ「東海道四谷怪談」のスタッフは一度観るがいいよ。 鶴屋南北の人となりもしっかり調べないで作っちゃったものね。 筋立てと一般的な伝承だけで繋…

大河ドラマ

今年も大河ドラマはしっかり見ているのだった。 三津五郎の光秀が出色の出来に思えるのだ。いい俳優だなあ。

あやまち

先日友人と寿司を食いに行ったのだが、寿司を食った記憶はほとんどなくて、酒ばかり飲んでいた気がする。 回転じゃない寿司屋なんてよほどのことじゃないと入らないのにね。 酔いすぎて酒の味すら覚えていないよ。 久々に泥酔した。ドロドロゲー。

コクーン歌舞伎

「東海道四谷怪談」(南番) 作・四世鶴屋南北 演出・串田和美 前売りを買ったのは初日と千秋楽だけで、立ち見とか正直きついし、かといって普通に別の日を買うほど金銭的に余裕があるわけではなかったのだけれど、ヤフオクで平場席が安値で出品されていたので…

ラノベ→アニメ→漫画→映画

アニメ「灼眼のシャナ」が映画になるそうだ。 ぼくはこの「灼眼のシャナ」を小説で読んで*1、アニメで見て、漫画にも目を通して、DVDも第1巻だけ持っているのだけれど、ついでに言えば、マウスパッドも持っているのだけれど、設定を全く理解できないでいる。…

ついでに

書こう書こうと思っていたものをまとめて書いたら、かなり長くなってしまった。 この日記は基本的に思いついたそばから書いているので、文章が混沌としています。 ご了承ください。

WBC4

最後になるけれど、胴上げだ。 胴上げを見ることができて、よかったというかほっとしたというか。 あれ、メジャーで優勝しても、胴上げってしないよね? 胴上げって日本特有のものなのだろうか。結構好きなんだな、胴上げ。 日本で一番胴上げにうるさい劇作…

WBC3

で、問題になった誤審について。 ぼくはサッカーにしろ野球にしろ、人が裁いている以上ある程度のミスはしょうがないことだと思っている。 2002年のワールドカップのあれみたいなのはさすがに許容できないけれど。 そうそう、問題の大きさが上なのは日本vsア…

WBC2

イチローの、大会前大会中の色々な発言は自分を追い込むためのものであったのではないかと思う。 もちろんチームを引っ張る立場の人間として、というのもあっただろうけれど。 ここまで言っておいて活躍できなかったら、おれは本当のくずだ、くらいのところ…

WBC1

書こう書こうと思っていたけれど、なぜだか忘れてしまっていたのだった。 ワールドベースボールクラシック。 日本の優勝はとにかく嬉しかった。 試合をほとんど見られなかったのが残念だった。真っ昼間なんだもの。 ぼくはサッカー好きだが、野球も何だかん…

日本の現代文学

阿部和重の「プラスティック・ソウル」*1を読んだ。 一週間くらい置いてもう一度読まないと細かい部分が見えてこないなあ。 いい小説だと思った。何しろ、刺激的だった。 物語に芯がなくて、同じところをぐるぐると旋回しているような小説だ。 いや本当はあ…

日本の現代文学

バルガス=ジョサだのエリクソンだの上の方で書いているけれど、日本の小説も大好きなのだ。 西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」*1を読んだ。 芥川賞候補にもなったので結構有名だと思うのだけれど、どうなのだろう。 某文学界新人賞受賞作をパクって表現する…

オリジナルコンテスト

バナーができていたので、せっかくだから張ってみる。 今回は三回目ということで、ある程度傾向と対策がわかってきた頃なのではないかと思う。 あと、二回目が何事もなく終わったので、猥褻って結局あんまり引っかからないよねっていうのもはっきりしたんじ…

思考の方向

筋立てはリアリズムでも、構造や文体でいくらでも「幻想的」なものは作り出せる。 その極端な例がバルガス=ジョサで、短編「子犬たち」の異様な文章はファンタジックとしかいいようがない。 しかしストーリーは少年たちの成長を描いただけのものであり、地…

執筆に向けて

新潮新人賞に向けて書いていた原稿をそのまま日本ファンタジーノベル大賞へ持っていく予定で、もちろん枚数は増やさなければならないが、長さに関しては、時間がまだ一ヶ月以上もあるのできっとどうにかなるはずなのだ。 やはり問題は内容になるのだと思う。…

発起

ということで、4月末締めの日本ファンタジーノベル大賞への投稿を決めた。 まあ、プロ・アマ問わないという間口の広さを持つ賞だから、まず無理だろう。 しかしながら、この賞へは一度応募してみたいと思っていた。 へんちくりんな小説ばかりが受賞している…

断念

いや時間的に無理だろってさすがに気づいて、今月末締めの新潮新人賞への応募を見合わせることにした。 もちろん書き上げられたのなら、出さない理由はないのだけれど。 まあ、無理だなっていうくらいの気持ちの余裕が欲しいなって思った。 あせってぼろぼろ…