MOGWAI
MOGWAI渾身のニューアルバム、「Mr Beast」。*1
一昨日くらいに買ったのだけれど、もうずっと聴いている。
それくらい素晴らしいアルバムだ。
本当にここ2作、つまり「rock action」と「happy songs for happy people」は好みではなかったのだけれど、ミニマルな方向から一周して静寂と轟音に戻ってきて、でも帰ってきたところは明らかにかつての場所とは異なっている、というか全てを消化しきっているわけだな。
相変わらず演奏はタイトだし、ああ、これ、いいレコードじゃないか。
2曲目の「glasgow mega-snake」なんかはこれどこのslintだよとか思っちゃうほど、かっこいい。
そうかと思えば、4曲目、6曲目なんかは泣いてしまいそうになるくらいに真情が溢れていて、もう何だか、本当にちくしょうなんていい曲なんだ、って感じだ。
1曲目はじつにスケールのある曲で、気分が高揚してくる。このアルバムが大傑作であることを真っ先に印象づけているな。
いろいろ書いてみたけれど、捨て曲なし。
また、これはピアノがいいんだな。轟音だけじゃねえぞっていう。
この人たちの音楽はじつに立体的で、視覚的だと思う。
浮かび上がってくるんだ、風景が。
ライヴだとそれが増幅されるから、この人たちのライブはマジですげーのだろう。
かっこよかったなあ、生「chirstmas steps」は。何年前だ、あれは。
初回限定のDVDは今日観た。
レコーディングがとても楽しそうで良かった。
「質の悪い曲を作るか仲違いしない限り、続けていく」という言葉は力強かったなあ。
マックのノートPCに貼ってあったアスカ*2のステッカーで笑ってしまったよ。
*1:
