ワールドカップ

 いよいよ、明日の朝4:00からブラジル戦。ブラジルはメンバー落とすんじゃないか、なんて報道があるけれど、どうだろう。あまり落とさない気がする。両サイドバックとエメ、アドリアーノくらいじゃないか、落ちそうなのは。どういう相手だろうと勝たなきゃならんのだから、そんなことは関係ないのだ。
 ヤナギのシュートミスがさんざん話題になっているが、先日のクロアチア戦で同じくらいやばい場面だったのがサントスのクロスだ。いや、クロスがやばかったのではない。クロス自体はよかった。後半の40分くらいだったかな、あまり憶えていないのであれだが、ボスニャクか誰かをかわして、センタリングにこぎつけた場面、あそこで誰一人キーパーの前に飛び込まないということが驚きだった。
 一本のセンタリングに対して、とりあえずニアに入るのはFWの動きの基本だ。GKなりDFなりと交錯するかもしれないが、それを怖がってはいけない。DFにしろFWにしろ基本をしっかりふまえてほしい。ピッポインザーギの何が嫌かって、そういうツボをきちんと抑えるところだ。
 そう基本だ。相当厳しい試合になるが、基本を抑えておけば、何かが起こるかもしれない。例えばDFの場合は身体をしっかり寄せる、ワンサイドカットを徹底する、シュートコースをきるなどのことだ。
 しかし、何よりも大事なのはチームの意識をひとつにすることだ。全体の連動が不可欠。ジーコが現役だった頃のブラジル代表のすごさはそこだったように思える。誰がどう動くかを全員が熟知していたんだろう。あの連動性の美しさといったらないよ。同じようにヨハン・クライフのオランダもそうだった。
 テクニックもフィジカルも上にあげたチームに比べれば子どもみたいなものだが、やってやれないことはない。ユベントスだって、セルタに4-0で負けたことがあるくらいだ。人がやるスポーツに絶対はない、と思いたい。ていうか、信じたい。信じさせてください。信じ込みますよ。
 あ、そういえば、今回のブラジル代表にはマイアミの奇跡のときの選手が3人いますね。ホナウド、ホベカル、ヂダヂダあたりいやなイメージ持っててくれねえかな。
 

 イタリアvsチェコが11時からあるが、ブラジル戦のために寝てしまうので見られない。残念だが、しょうがない。明日も仕事だし。今のおれに徹夜は無理だ。かといって、1:00に寝てしまうと、4:00に起きられるのかという不安がある。だから、もう寝る。
 それにしても、こんな早い時間に寝るのは何年ぶりなんだ。寝られるのか?


 追記。オーストラリアとクロアチアの試合もけっこう見物だと思う。最大の武器である高さと強さが日本ほど有効ではないクロアチアに対して、オーストラリアがどういう攻め方をするのかということだ。
 ヒディンク采配が問われるのはこの試合だろう。どういう試合運びを見せるのだろうか。同時刻キックオフなので、まともに見られないのが残念だ。