いろいろと試聴した。

　先日、下北沢へ行ったとき、ちょっと時間があったのでディスクユニオンに寄ったのだった。そのとき試聴して、「おっ、いいな」と思ったのがいくつかあったので紹介してみる。
　まず、têというバンド。ポストロック系だった。オフィシャルサイトはここ。トップページでさわりが聴けるのだけれど、やっぱりかっこいいわ。ドラムの音が乾いていて重いのがいいんだよな。
　それから、naanというバンド。オフィシャルサイトはここ。リズムはちょっとdo make say thinkっぽいような軽やかさがあるのだけれど、トランペットとかボーカルのファルセットが音を湿っぽくしていて、そこがたまらんわ。かなりノイズも入る。この人たちはものすごく注目だ。
　上に挙げた二組はじつは試聴しただけで買っていなくて、買ったのはおとぎ話というバンドなのだった。「KIDS/クラッシュ」という2曲入りのシングル。500円だった。金がなかったから、買えなかったんだ、上のは。

KIDS/クラッシュ

　銀杏BOYZ峯田が絶賛ということで買ってみたら、いいギターポップだった。銀杏BOYZのポップな面が好きな人はこのおとぎ話の「KIDS」という曲も好きになると思う。峯田さんが褒めるのもわかる気がした。青臭いといえば青臭いんだけど。買ってよかった。500円だし。
　だが、今、オフィシャルで音を聴いてみて思うのは、naanを買わないといかんということだな。こういうどっぷりと音に浸れるような音楽が好きなのだ。そして、têとnaanを擁する残響レコードというレーベルも気になって気になって仕方ないのだった。