2007-12-21 訂正 雑記 最近読んだ本について、どれもおもしろかったと書いたけれど、「カッティング」はさほどでもなかった。決してつまらなくはなかったのだけれど。 このシリーズは後半がSF臭くなるのがどうにも苦手なのだった。そこで、ひとつ崩れてしまっているように感じる。生身の身体がいかに傷ついているのかを描いて初めて、「カット」することがおもてに露わになるのではなかろうかと思ったのだった。