先週観た映画


 ユーロスペース高橋洋監督作である「狂気の海」とカップリングで短篇をいくつか観たので一気に伸びた。黒沢清監督による「2001 映画と旅」はもちろん良かったのだけれど、「空の飴色」が思わぬ拾いものだった。最後の公園でのダンスシーンにはちょっと感動した。
 「屋敷女」は想定外のスプラッター映画だったことにびっくりした。フランスだいじょうぶか?ってちょっと思った。ライズXでの上映があまり良いものではなかったのは残念ですが、この映画をクリアな状態で観るのも辛いかもしれない。もうゴアゴア。
 早稲田松竹での2本立ては最高だった。2本あわせると上映時間は6時間近くなりますが、あっという間だった。「ゾンビ」なんか何回観ているかわからないが、何回観ても飽きないですね。人間ドラマとしてよくできているからなんだろうなあ。音楽と映像の重ね方を見ると、ブラックコメディに近いテイストでもある。
 「ゾンビ」を観終えてから「グラインドハウス」が始まるまでの休憩時間、やはり俺はダラボンの「ミスト」の終わり方は肯定したくないな、なんてことを考えていた。いや、良くできた映画であるとは思うんですけどね。