今週観た映画
- 164 吸血髑髏船@シネマヴェーラ
- 165 とむらい師たち@シネマヴェーラ
- 166 ションベン・ライダー@早稲田松竹
- 167 セーラー服と機関銃@早稲田松竹
- 168 怪談 蛇女@シネマヴェーラ
- 169 武士道残酷物語@シネマヴェーラ
- 170 牡丹燈籠@角川シネマ新宿
今週は日本映画の旧作ばかりの1週間でした。どれもおもしろかったですが、相米慎二監督の二作「ションベン・ライダー」と「セーラー服と機関銃」はやっぱりすげーなって改めて強く感じた。
「台風クラブ」もそうですが、得体の知れない、しかしはっきりとある衝動を描かせたら相米さんの右に出るものはいないのではないかとさえ思います。そして躍動する俳優たち。奇跡のような長回し、ロングショットの中で動き続ける登場人物の活き活きとした存在感といったらない。感動とはこういうことなのだろうと思う。
「セーラー服と機関銃」はアイドル映画でありながら、やっぱり相米さんの映画なんだなって思った。最後のカット、最高すぎる。新宿を歩く薬師丸ひろ子に泣きそうになった。でもこの映画、昔観たのは確かなのだけれど、あんまり憶えてなかったなあ。佐久間さんのキスシーンとカ・イ・カ・ンだけは憶えてたけど。誰か俺の記憶力をどうにかしてくれ。