いよいよ発売。

 ビクトル・エリセの傑作「エル・スール」の原作小説「エル・スール」の刊行がやっと決まったようで、2月19日発売予定のようです。出版元のインスクリプトのブログからの情報。延び延びになっていましたが、やっとだ。装丁はできているみたいだし、もう延期することはないだろう。たぶん。
 エリセの「エル・スール」は小説の前半部分を映画にしたものです。もちろん不完全な形で終わっているわけではなく、一本の映画としてしっかり完結しているんですが、南部(=エル・スール)に向かうエストレージャのその後が気にならないわけがない(笑)。
 読めるのがじつに楽しみです。ユーロスペースでのニュープリント上映にも行かなければ。