爆音映画祭2009

 今週金曜日の「アクロス・ザ・ユニバース」で終了となりました。後夜祭オールナイトが残っていますが、「地獄の黙示録」も「2001年宇宙の旅」もすでに観たので参加は見送ることに決めた。さすがに体力的に厳しいので。
 充実した2週間でした。都合よく休みが取れたり、レイトショーに間に合ったりと観たいものは一応全部観られたので良かった。ていうか、観られなかったのは「デトロイト・メタル・シティ」と「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」、それと直枝政広さんのライブ。「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」は残念だったけど、まあしょうがない。
 今年の爆音映画祭インパクトがあったのは富田克也監督の二作でした。これ、本当よかったねえ。個人的に思い入れのありすぎる映画である「狂い咲きサンダーロード」や「ゾンビ」もよかったし、あと「デスプルーフ」はもう爆音上映じゃないと満足できないかもしれない、というところまで来てる(笑)。冒頭、ジャック・ニッチェがドーンとかかるところで脳髄沸騰って感じだもの、あれ。
 「2001年宇宙の旅」を初めておもしろいなと思ったこともあって、なんか最近爆音上映は癖になるどころか、映画の可能性を広げる上映形態なんじゃないかとわりと本気で感じてます。特に以前に観たことのある映画だと見え方の違いがわかるから、余計に強く感じる。
 6月14日からはオリヴィエ・アサイヤス監督の爆音特集上映が始まるので、当然のように足を運ぶ予定。「レディ・アサシン」、「冷たい水」、「デーモンラヴァー」。楽しみである。むろん、7月の「NOISE」も。