戯曲

 戯曲なのかわからんが、「曽根崎心中・冥途の飛脚 他五編」*1
 これがまた全然読めないのだった。そもそも文楽観たことないくせに読もうとしているのが間違っているのだろうか。注釈も少ないし。白水社の歌舞伎オンステージのシリーズは注釈多くてわかりやすいんだけど。あと、新潮社の新潮日本古典集成の「東海道四谷怪談」、「三人吉三廓初買」とか。注釈の多さは親切すぎだ。
 やはり観るべきなのだろうか。考えてみれば、歌舞伎観たことない人が「東海道四谷怪談」の台本読もうとして、いきなりト書きに「本舞台三間」なんて書かれてたら、「うん?」ってなるよなあ。一回観れば、台本の読み方も体でわかるようになるのだろうか。
 しかし、このワイド版岩波文庫の「曽根崎心中」は30頁強しかないのだ。それが読めないっていうのは、ちょっと問題である気がする。何が原因なんだ。集中力か?

*1:

曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (ワイド版岩波文庫)

曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (ワイド版岩波文庫)