ワールドカップ

 連日書いているわけですが、今大会で生まれたスーパープレーを挙げてみる。

 ぶっちゃけヤナギのプレーもこう並べると、そんなにズバぬけてすごいわけではない。むしろ、ザッカルドに比べたら、少しはマシじゃないかと思え始めた。
 クリアしようしたら空振りしてしまい、結果、軸足に当たってオウンゴール。まさに神業。空振りはともかく、軸足に当たってオウンゴール、て。何だそれは。オウンゴールで目が覚めたのは井原のダイビングヘッド以来だよ。
 さて、シュートを外すということに関してはヤナギはたいしたものだが、ぼくが今まで見た中での最高外しっぷりはかつてセルタに所属していたトゥルドという選手だ。彼は何をしたか。
 おぼろげな記憶であれなのだが、今回のヤナギと同じくサイドからのクロスだったような気がするのだけれど、彼はそのクロスに反応して滑り込んだ。ゴールラインまで1メートルかそこらの距離だ。そして見事シュートに至ったのだが、ボールはなぜかクロスバーの上を通り過ぎた。宇宙開発だった。ありえない急角度で、ボールはゴールの上に飛んで行ったのだった。その日の舞台はホームのバライードス、相手はバルセロナだった。*1

*1:記憶だけで書いているので、少々誇張されているかもしれません。