アクアリウムの夜

 やっと手に入れたのだった。ガボの小説を読む前に、こっちの方がさっくり読めそうだったので、先に読むことにした。水色の装丁がかっこいいぜ。
 まだ100ページも読んでいないけれど、いかんね。たまらん。ぼくはこういうのにめっぽう弱いのだ。学校とかその周辺を舞台にした、少年少女が主人公のホラーに極めて弱い。学校の怪談系は無条件で受け入れるぜ。青春ホラーというか、甘酸っぱさを兼ねたようなホラーが好きだ。よくわからない力で学校に閉じ込められる、とかそういうシチュエーションも愛してる。
 例えばダン・シモンズの「サマー・オブ・ナイト」だ。これマジ大好き。ダン・シモンズの中で一番好き。ズバ抜けている。「アクアリウムの夜」が好きな人は「サマー・オブ・ナイト」も気に入るんじゃないかな、とまだ読み終えていないけれど、書いてみる。
 あと映画でいえば、「エコエコアザラク」の1作目*1とか「ヒルコ 妖怪ハンター*2とか、最高すぎる。
 そんなぼくが一番感銘を受けたのは実はゲームで「corpse party」というフリーゲームだ。かなり有名なゲームなので知っている方も多いだろうが、ガチでビビりながらプレイしたのを今でもはっきりと憶えている。怖すぎ。これが一番ストレートに好きな学校ホラーだ。
 他に「これだって最高だぜ!」っていう学園ホラーを知っている方は教えてください。すごい勢いで食いつきます。

*1:菅野美穂が怪演していることでも有名。

*2:もはや諸星大二郎じゃないのかもしれないが、塚本ファン的にはオールOKだ。