チェーホフ

 「かもめ」を読んでいる。今までは新潮文庫版を読んでいたのだけれど、どっかいっちゃったので、白水社版を買ってみた。小田島訳。
 ぼくは「かもめ」がチェーホフの四大戯曲の中でも一番好きなの。初めて読んだときはトレープレフに思いっきり感情移入した。これを喜劇とするのがチェーホフの視線なんだよなあ。