「地獄少女 二籠」

 録画しておいた「地獄少女 二籠」の3話目を見た。すごいことになっていた。見ればわかるが、「ラムネ」とか「となグラ!」のグロテスクなパロディーとして、何かもう全体的にほとばしっていた。筋立て自体も捻りすぎて、ほとんどクラインの壺。カオス極まりないが、正直かなりおもしろかった。お仕置きの場面でいきなり沸点に達する笑いの要素もたまらないぜ。
 それにしても、主要登場人物3人の身勝手っぷりはすごいな。それぞれが自分のことしか考えていない。「身勝手」というのは「地獄少女」の登場人物ほとんどに共通している要素だと思うが、この話ではずば抜けていた。最高過ぎるよ。
 いいとなり暮らしサイコホラーだった。幼馴染み好きがこれを見たらどう思うんだろうか。