見つからない

 色々あってモンティ・パイソンの「バカオリンピック」のスケッチが観たくなったのでDVDを探しているのだが、どうにも見つからない。DVDの癖に、普通のCDみたいなケースに入っているから、余計に始末が悪い。どこなんだ。
 と、探していて、見つからないことは見つからないのだが、代わりに永山則夫の「木橋*1の文庫本が出てきて、思わずちょこちょこと読んでしまった。この人の小説を読むと、小説とは関係ないところで感傷的になってしまうのがどうにもいけないのだが、いい小説ですね、これは。この小説の、文章の節々から滲み出る感情の熱にはすさまじいものがある。これを文学というのだろうか、なんてことを考えた。