SSとか小説とか

 こんぺ用のSSを書いているのだが、投稿用の小説も書いていて、つまり数作を同時進行で書いているのだけれど、それらがお互いに触れ合っているというか感じあっているというか、あ……触れあうとか感じあうとか書くと何かエロいですね、要するに影響しあっているような気がしていてならないのだった。そうなっちゃうとまた方々から苦情がきそうなので、やっぱりシンプルさを心がけたいところだ。
 話は変わって、最近色々なSSを読んでいるのだけれど、SSに限らず小説もなのだが、読んでいると音楽が聴こえてくるのね。ていうか、書くときは聴かないけれど、何か読むときは音楽を聴きながらということが多い。聴いていなくても、勝手にイメージしてしまうことがあるのだけれど、例えばボンクラーズのSSは初期SUPERCARとか初期NUMBER GIRLみたいなギターポップなのだけれど、イメージできるSSなり小説なりは好みのものが多いのだった。
 最近は特に文章を音で感じてしまっていて、節というかリズムというか、よくわからないのだけれど、読んでいるよりも感じていることが多くて、それを語りの呼吸みたいなものなのかもしれないと思ったのは古文を読んでいるときだったのだけれど、それが書き手として読み手としてはたしていいことなのかどうなのかさっぱりわからんのだった。
 もう末期だな……。
 そんなおれが、リズムがいいなと思う現代の作家は町田康古川日出男舞城王太郎。とことんダメだなと思うのはユヤタン
 あらぬ方向に文章が流れてしまったが、かっこよく言えば、呼吸しているような文体で書ければと思う。でもそれはおれのリズムであって、万人に共通のものではないから、あー、小説を書くのって本当に難しいですね。