ライトノベル

ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫)

ぼくらの~alternative~2 (ガガガ文庫)

　このノベライズはなかなかいい出来です。漫画を読んでおくと、おもしろさが増幅すると思う。
　というのも、特に今月発売の2巻以降なのだけれど、原作の漫画の方のキャラとエピソードをシャッフルするような形で話が作られているから、そのずらし具合と光の当て方によって、こうも変化するものなのかと単純に驚いたし、うまいなって思えた。そして原作よりもどぎつくなっている気がする。絵がない分、そういう仕様なのかな。
　ただ、チズ姐さんはちょっと自重した方が良かったかもしれない(笑)。
　キリエのエピソードは、先にアニメを見たせいなのか、巧妙に、残酷に書き替えられているように思えた。
　｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡