ラノベ

 買ってから4ヶ月くらい経っているわけですが、やっと読み終えたのだった。すげー時間かかった(笑)。読んでいて、ものすごく疲れた。地の文にしろ台詞にしろ、すごい喋るじゃないですか。この過剰な語りが合わなかったので、じつにしんどかった。
 やっぱりおれはもっと静かなものを好んでいるのだろう。特に最近は。例えば先月発売になったフリオ・コルタサルの短篇集「愛しのグレンダ」に収録されている「猫の視線」。数ページしかない短篇なんですけど、静かに終わっていく光景が奇麗な文体で描かれていて、しみわたるような感じだった。いいもん読んだ。
 このラノベは3巻も出ているようなのだけれど、読むべきかやめるべきか……。