ラノベ

狼と香辛料〈7〉Side Colors (電撃文庫)

狼と香辛料〈7〉Side Colors (電撃文庫)

 年末くらいに出たばっかりじゃないかと思っていたら、短篇集だった。アニメ化したらまとめたものを出すという予定だったのかな。短篇集なので軽く読めた。以下、簡単な感想。

  • 少年と少女と白い花

 ホロがロレンスと出会う前のエピソード。お姉さんっぷりというか、なんという童貞指南(笑)。読んでいる間たぶんかなりにやにやしてたな。ラノベというかすげー甘い児童小説というか、まあ、あざといですね。でもよかったと思います。

  • 林檎の赤、空の青

 長編の中の一つのエピソードとして書かれればいいのかもしれないのだけど、これ単体だと何だかさっぱり旨みがない。ていうかすっかりバカップルですね。

 これは初のホロ視点という触れ込みなわけですが、他愛もないといえば他愛もない短篇。ロレンスは愛されてるなあ、正直大谷さんの付け入る隙はないなとか、そんなことを考えた。


 読んでるこっちが恥ずかしくなってくるような大甘短篇集でした。ひどいな(笑)。