No.55「饗宴」を読んでいたら、他の読めなかった。今回読み手として余裕がないのに。失敗した。読み終えられるのだろうか。まあ、読むことは読んでいるのだけれど、感想がうまく書けないんだよなあ。どうしても批評的になってしまう。それはあまりよくないこ…

何だかいい具合に各ブログの感想がリンクされているようですね。この流れに乗らないわけにも行かないので何か書こうと思っていたのだけれど、普通にちょこちょこと各投稿作に触れるのも芸がないので、数作に絞ってかなり踏み込んで感想というか批評というか…

別役実の『ベケットと「いじめ」』*1を読んだ。中野富士見中学でのいじめ事件とベケットのいくつかの劇作から、近代から現代における人間の「個」から「孤」への変遷を丹念に読み込んだ書。 若干読みづらく、というのも本書は講演会で別役実が語った内容を文…