ノンフィクションノベル

 トルーマン・カポーティの「冷血」*1を読んでいる。アメリカで実際に起こった一家殺人を追った、カポーティ渾身のノンフィクションノベルの新訳。ぶっちゃけどこがどう新しくなっているのかはわからん。初めて読んだのはいつだったっけ?
 ガボの「予告された殺人の記録*2とこの「冷血」はノンフィクションノベルの最高峰だと思う。どっちもおもしろい。しかも作家の色が両極端に出ているところが、読み比べてみるとおもしろいね。

*1:

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)

*2:

予告された殺人の記録 (新潮文庫)

予告された殺人の記録 (新潮文庫)