ケッチャム

 仮面の男さんが日記で言及していることなのだけれど、ジャック・ケッチャムの小説がいくつか映画化されるらしい。連発されると、一時期のスティーブン・キングの映画みたいにクソばっかということになりかねんので不安なのだった。でも何で今ケッチャムなんだろう。どんだけ脚本が不足してるんだよ、ハリウッドは。
 で、「ホステル」の監督であるイーライ・ロスもケッチャム原作の映画を撮る予定なのだった。「The Box」という小説を映画化予定。「地下室の箱」のことかと思っていたけれど、別の未訳の小説らしい。どうなることやら。でもイーライ・ロスとケッチャムはけっこう相性がいいかもしれない。「隣の家の少女」だとダメだけれど、「ロード・キル」とか「オフシーズン」だったら、けっこうハマりそうだ。ただ陰鬱さよりもいい意味で悪趣味っぷりが強く出ることは間違いない。ケッチャムらしくなくなるかもしれないが、映画としてはおもしろいものを作りそうだ。