ラノベ
貴子潤一郎の「眠り姫」を読んだのだった。いい短篇集だった。例えば表題作などは、物語の萌芽みたいなものを感じられて、それは良かった。うまく言えないのだけれど。
ぼくの趣味からいうと、もっと過剰なドラマがあった方がいいのだけれど。何十年間か眠るっていうエピソードの味が死んでいるような気がしないでもなかった。でも短篇の書き方っていうのはエピソードの凝縮なんだなってちょっと思った。
- 作者: 貴子潤一郎,ともぞ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (78件) を見る