ライトノベル

 

カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1)

カッティング ~Case of Mio~ (HJ文庫 は 1-1-1)

 イラストは素敵だなって思った。
 一読して思ったのはダイアローグのぎこちなさで、「だが」っていう言葉は口語としてどうなのかっていうことがずっと頭のどっかでちらついていて、どうにもダメだった。どうしてもぼくはもうちょっと話し言葉寄りの方が好きなので、気になってしまうのだった。
 ストーリーも途中でSFというかそんな展開になって、何だか置いてけぼり状態になってしまって、どうにもいかんかった。主役二人のふれあいをあれこれ描くだけでもじゅうぶんだったんじゃないのかなと思うのだけれど、でもそれだとラノベにならんのか。
 イラストが好きです。