ぶあつい新書

少年たちはなぜ人を殺すのか (文春新書 632)

少年たちはなぜ人を殺すのか (文春新書 632)

 400ページもある新書もなかなかないと思うが、それなりに読み応えがありました。取り上げられているケースが多くて、一つ一つの事件が薄くなっているような気がしないでもないですが、事例集としてはかなりいいものだと思った。
 ただ読んでいるとどんどんうんざりしてくるので注意が必要だ。これが現実に起こった事件なのかと思うとやるせなくなる。