小説

とりあえず手を出してみる。

FINE DAYS (祥伝社文庫)作者: 本多孝好出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/07/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (110件) を見る 買ってみたのだった。まだ読んでいないウフフフ。ナボコフの「ロリータ」がしんどいので、一時…

舞城王太郎

「ディスコ探偵水曜日」は今夏発売予定ということでございます。四部構成で、四部は書き下ろしで単行本に収録。楽しみ過ぎる。

ナボコフ

ぼくも読んだことがなかったので、大谷さんに倣って買ってみたのだった。これから読んでみます。ロリータ (新潮文庫)作者: ウラジーミルナボコフ,Vladimir Nabokov,若島正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 941…

古川日出男

古川日出男の新作が「すばる」の今月号に掲載されているので、さっそく買った。「『見えない大学』付属図書館」。200枚。まだ5行くらいしか読んでいないが、早くも傑作の予感がする。やっぱりこれだよ。語り口がいいんだ。しっくりくる。

おいおい……

地獄少女 恨みの紋章 (HJ文庫)作者: 広真紀,田上俊介出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2007/02/01メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (19件) を見る地獄少女 うつろいの彼岸花 (ファミ通文庫)作者: 天羽沙夜,南野彼方出版社/メーカー…

古川日出男

「アビシニアン」を読んでいる。「沈黙」に併録されている中編小説。これって読んだものだと思っていたのだけれど、読んでなかったわ(笑)。出だしを読み始めて、「あーこれすっかり忘れてるなあ」と思いながら読み進めて、途中で「あ、これ絶対読んでないな…

「飯綱颪」

時節を逸してしまっている感が強いが、感想を書いてみようと思った。「飯綱颪」を読んで思ったのは、これはライトノベルだなということだ。多くの読み手に時代小説であるということで距離を置かれてしまうのは残念だ。この小説についての感想を書いているブ…

桜庭一樹

「赤朽葉家の伝説」を買った。サイン本だった。これから読みます。題名の野暮ったさはどうにかならないものか。そのダサさを覆すくらいの出来であればいいな。

ラノベ

「GOSICK」とか「文学少女と〜」とか何冊かガーッと読んだ。「GOSICK」は何か萌えるからいいとして、「文学少女」は何がおもしろいのか全くわからんかった。批評性に欠ける気がする。結局「ライト」なんだよなってことだ。同級生のツンデレガールはちょっと…

筒井康隆

「新潮2月号」掲載の筒井康隆・作「ダンシング・ヴァニティ」の第一部を読んだ。130枚。今これを読まないで何を読むのか。確かにおれは小説を読んでいたのだけれど、コンテンポラリーダンスを観ているような錯覚があった。映像的というのとは違うと思う。映…

舞城王太郎

今月発売の「新潮2007年2月号」に舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」が掲載されている。

舞城王太郎

「九十九十九」がついに文庫化ですよ。九十九十九 (講談社文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/12メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 55回この商品を含むブログ (98件) を見る 装丁がかっこいいな。買ってしまいそうだ。

古川日出男

「僕たちは歩かない」*1を読んだ。 小品って感じだった。いい幻想小説だとは思う。「狗塚らいてう」の強力な幻視性とドラマに比べちゃうといかんですね。クリスマス用に書き下ろしたのかしらん。ガツンとは来ないけれど、そんなに悪い小説ではなかった。 い…

阿部和重

やっと読み終わったのだった。読んでいる間ずっと違和感があって、これは何だろうと思っていたのだけれど、読み終わってやっとわかった。携帯電話向けのコンテンツとして書かれたものだからだ。だから、文章の息がやけに短い。削ぎ落とされているといった方…

書き始め

短篇を書き始めた。書き上がったら、アップする予定。たぶん相当短くて、20枚くらいになると思う。そろそろ量を書かないといけない時期に入ってきたような気がしてならない。読むばかりじゃだめだ。そもそも読んでもいないのだけれど。何だか全体的にこう、…

夜明け前のセレスティーノ

「才能」というものがあるとしたら、この小説を書いたレイナルド・アレナスはそれをたらふく持っていたのだろうと思わせるに充分な小説なのである。2%さんが最近この小説についての文章をお書きになっていて、ここぞとばかりにコメントをしようと思ったのだ…

桜庭一樹

赤朽葉家の伝説作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (506件) を見る 以前チャットで最中さんが仰っていた桜庭一樹meetsマジックリアリズムってこれのことかしらん。…

飯綱颪

飯綱颪―十六夜長屋日月抄 (学研M文庫)作者: 仁木英之出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2006/12メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る 売ってねえ。や、時間が時間だったので大して探していないのだけれど。とっとと探して買っ…

ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ

「ドン・キホーテ」を読み直している。ぼくはことあるごとに小説を読み直す癖があるので、「ドン・キホーテ」を読むのはこれで3度目か4度目になる。マキャモンの「スワン・ソング」は3回くらい読んでいるし、ストラウブの「ゴースト・ストーリー」も3回、4回…

文芸誌

もう今月は「新潮」の1点買いでファイナルアンサーだ。野田秀樹の「ロープ」の上演台本が掲載されている。これだけでご飯何杯でもいける。「群像」の阿部和重新連載も気になるところだが、「ロープ」上演台本への欲望にはかなわない。 で、新潮を買ったのだ…

阿部和重と古川日出男

もう売られているようだ。買わなければ。どちらかというと、阿部和重の方がおもしろそうな予感。吟遊詩人とかそういうのに弱い単純なタイプです。 ところで、「狗塚らいてう」はいつ単行本になるのだろうか。あれめっぽうおもしろいんだけどなあ。

日本の小説

僕僕先生作者: 仁木英之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (169件) を見る 買ってきたよ。これから読むよ。

日本の小説

星野智幸の短篇集「われら猫の子」*1を買ったのだが、つい最近の群像の掲載されたばかりの短篇「エアー」が収録されていてちょっとびっくりした。これはいい小説だった。浮遊感のあるセクシャルさを書くことのできる、日本で稀有な作家だと思うんですよ、こ…

日本の小説

僕僕先生作者: 仁木英之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (169件) を見る 明日発売だよ。

佐藤友哉

佐藤友哉の「1000の小説とバックベアード」(新潮12月号)を読み終えたのだった。クソだった。駄作にもほどがある。本当に苦痛だった。最近思うのは、佐藤友哉と本谷有希子は周囲の人間によって才人に仕立て上げられているのではないのかということだ。まあ、…

ガブリエル・ガルシア=マルケス

わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))作者: ガブリエル・ガルシア=マルケス,木村榮一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (114件) を見る 読み終わったのだっ…

舞城王太郎

「新潮2006年12月号」を買ってきて、さっそく舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」の続きを読んだ。完全に連載ですね。いよいよ『奈津川』まで出てきた(笑)。人物としての登場ではないけれど。着地点はどこになるんだろう。 佐藤友哉の「1000の小説とバックベ…

いろいろと書かなくてはならないものがある。

来月末締め切りの文學界新人賞用の原稿について、そろそろ考え始めないとならないのだった。休む暇もないな。今のところ、全く考えていないので、ゼロからのスタートだ。自由に書きたい。 あと、今月末までにたぶん40枚くらいの短篇を書かなければならないの…

「新潮」

新潮社のホームページに今月発売の雑誌「新潮」の詳細が掲載されていた。ラインナップを見たが、新潮は本当に最高だな。注目は以下4作だ。 新潮2006年12月号 佐藤友哉 「1000の小説とバックベアード」(370枚一挙掲載) 舞城王太郎 解決と「○ん○ん」(4)―ディス…

小説

群像新人賞への投稿を終えた。一時はどうなることかと思ったが、どうにか書き上げることができたのだった。漫画喫茶で印刷して、その場で封筒に入れて郵便局行き。え? 穴開けと紐で括るのはどうしたのかって? ハハハ、ダブルクリップで充分だぜ。 それにし…